施術時間は約40分

けんびきやは手技のみで施術を行います。
最初に讃岐骨法によって骨格周りの調整を行い、その後、細かい筋肉の調整を行います。施術は基本的に全身調整で行います。
順番としては椅子に座った状態から施術が始まり、俯せ→座位(畳の上)→仰向け――といった施術になります。
但し、不調の状態によっては施術の順序は入れ替わります。
また、施術の合間に動作確認や運動指導、説明などがが入ります。ですのでトータルの時間は最大で60分を目安としてください。
アトピー施術に関しては讃岐骨法のみ(細かい筋肉の調整はしない)での対応となりますが、時間の目安は同じくらいだと考えてください。

「丸亀骨師堂けんびきや」の「讃岐骨法」

けんびきやでは「丸亀骨師堂けんびきや」の讃岐骨法を使用します。
讃岐骨法は名前が示すように、四国が発祥になります。もっと書くと現在の香川県丸亀市を起源としています。
「天下無双流新柔術活法術」の流れを汲んでいると言われており、「丸亀骨師堂けんびきや」では亀屋六兵衛の伝とされる技術を継承しています。
けんびきやでもそれに準じます。

讃岐骨法では関節や骨格を〝回す〟〝伸ばす〟〝揺らす〟という技法で調整します。
また亀六法と呼ばれる技法があり、戦国時代の胴丸鎧を着た人間を想定した技法内容となっています。この亀六法のみでも「ぎっくり腰」「五十肩」「寝違え」など、現代でもメジャーな症状に対応できます。
骨法というと骨をパキパキ・ポキポキさせるイメージが沸きますが、「讃岐骨法」ではそれはありません。但し、関節周りの状態によっては施術時に音がすることがあります。
讃岐骨法でも基本的には全身の施術を行います。


骨法の上部操作
骨法下部操作
骨法の下部操作

讃岐骨法によるアトピー施術

けんびきやではアトピー施術を行います。アトピー施術は讃岐骨法のみでの対応となります。
けんびきやではアトピーの原因を単なるアレルギーとは考えていません。

1.骨格の歪みによって筋肉のバランスが変わり、血液やリンパの流れが悪くなる。
2.その部分(主に関節)への酸素や栄養分の供給が停止する。
3.供給だけでなく、老廃物などの排出も難しくなる。
4.なんらか要因(例えばアレルギー反応)で過剰なストレスが与えられる。
5.それにより内部(皮下)の影響が表面(皮膚上)へと現れる。

大まかに言うとこんな感じです。
アトピーの特徴の多くが関節付近に出ていることを考えると、この考え方を理解していただけるのではないでしょうか?
では背中や顔などに出てくる症状はどうなのか?
これも基本的な考え方は同じです。背中には背骨という関節の集合体がありますし、頭蓋骨はいくつものパーツを組み合わせてあの形を作っています。
となると微細ながらも〝ズレ〟というのは存在します。そしてその〝ズレ〟の影響はきっかけとなるストレスがあれば途端に表面へと出てくるのです。
そのストレスの多くはいわゆる「アレルギー反応」ではないかと、私は考えています。

けんびきやでは「骨格の歪みによって新陳代謝が滞り、ストレスに耐えきれない体になった結果がアトピーであるならば、骨格を整えて体のバランスを取り戻して上げればアトピーは改善する」という考えの元、施術を行います。

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